川崎南町を歩く 川崎遊郭の残り香を求めて

現在、川崎には2つの歓楽街があります。ひとつは全国的にも有名な堀之内、そして、もうひとつが南町です。実は、明治以来、遊郭に指定されていたのは、南町の方でした。1902年(明治35年)、東海道川崎宿の街道筋に散在していた貸し座敷が南町に集められ、歓楽街へと発展していきました。戦後は、カフェー街として復興しました。「赤線地帯と歩く」の、南町の魅力的な数々のカフェー建築や路地の写真をみて、現在はどのくらいの残っていのだろうかと思い、でかけてみました。

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川崎ロック座です。ストリップ小屋です。開場を待って、数人の男性が並んでいました。時刻は、10時くらいだったでしょうか?ロック座の開場は11時ですので、1時間以上前から並んでいることになります。かぶりつきの席を確保するためでしょうか?そして、もうひとつ、通りの右側に高級車がずらりと並んでいます。南町には、指定暴力団稲川会の二次団体である山川一家の本部があります。この日、本部(鉄筋コンクリート4階建ての大きなビルで敷地も広い)には、多くの構成員が集まり、周囲の道路は、路上駐車された高級車が並んでいました。また、所々に、構成員らしく人たちがいて、気軽にさんぽ…というわけには、いきませんでした。

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印象的なファサードを持った建物で、一階はスナックが入っているようです。カフェーからの転業組のように思えます。

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年月の重さを感じさせる建築物で、現在は住宅になっているようです。玄関周りに、往年の雰囲気が漂っています。

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レンガ積みの外壁が印象的な建物で、現在はバーになっているようです。女性を募集する貼紙がありましたので、まだ、現役として活躍している建物です。

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通りの曲がり角に合わせて造られた玄関の印象的な建物です。複数の入口のある典型的なカフェー建築です。

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バルコニーの意匠が面白い建築物で、玄関周りの雰囲気と合わせ、ただものではなさそうです。現在は、住宅になっているようです。

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こちらもバルコニーに特徴のある建物です。間口は、さほど広くありませんが、奥行きがありました。

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二階に部屋の並んでいるスナック転業組のようです。構成員の目を気にしながら、南町をほぼ隈なく歩いてみましたが、「赤線を歩く」に載っている建物は、ほとんど消えていました。風情のある未舗装の路地も、未舗装はそのままでしたが、片側にはアパート、そしてもう一方は駐車場になっていました。正しく、この本の副題の「消えゆく夢の街」ということでした。





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消えゆく夢の街を訪ねて ちくま文庫 木村聡 筑摩書房発行年月:2002年03月 ページ数:223p


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